観音ガールの南無なむ日々 

はじめまして。こちらは滋賀県長浜市地域おこし協力隊観音ガールのブログです。長浜の観音文化をはじめ、歴史や仏像について色々綴っていきます。

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【徒然】余呉三山 菅山寺

12月に入って雪道運転デビューしました。

道路はなんとか平気でしたが

雪の日は側溝が怖いですね。

 

そんな雪道デビューした日は

余呉三山の一つ菅山寺へ行きました!

まさに雪中行軍・・・

 

 

1. とにかく険しい山道

菅山寺を登る道はいくつかありますが

いづれもハイキングコースです。

暖かい良い季節でしたら山用の靴ですね。

※運動靴ではなく山靴です

 

今回は雪予報が出ていたので、

長靴で勝負。

ウッディパル余呉から車で山頂付近までご案内していただきました。

そして到着した時の景色がこちら

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真っっっっ白!!

水分を多く含んでいるからか、硬めの雪質。

今日はこの道を歩きます。 

2. 菅原道真ゆかりの寺

天平宝字8年(764)に照檀上人が

孝謙天皇(パパ上は奈良の大仏作った聖武天皇の命令を

受けて建立されたと言われています。

 

時代は少し下って

菅原道真太宰府など学問の神様でお馴染み)余呉川並に生まれます。

6歳から11歳まで菅山寺で勉強して

菅山寺を寛平元年(889)に復興させます。

菅山寺には道真が植えたとされる大きなケヤキの木が

今も残っております。

菅山寺の全盛期は藤原時代から鎌倉時代と言われています。

※894〜1192年くらいを藤原時代と言います。

 「白紙に戻す遣唐使」から「いい国作ろう」までです

 

3. 散策

山頂付近から山を下ること10分ほどで歴代住職のお墓に到着

おそらく江戸時代のものでしょう。

 

そこからさらに15分ほど行ったところで、

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菅原道真が自ら植えたと言われるケヤキの大木と山門が登場。

今年の台風で惜しくも1本折れてしまいました。

山門に倒れずに反対側に倒れたので

雰囲気は今も変わらずです。

 

ここから菅山寺の境内です。

雪で確認が難しいところも多いですが、

そこかしこに石垣

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※主に段差や木の生え方が不自然でお堂の跡地などがわかります

 

そしてお坊さんたちが暮らしていたとされる坊や

お堂があったと思われる跡地がはっきりとわかるので

寒さなど吹き飛んでどんどん歩きます。

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床が抜けそうなくらい朽ちた本堂

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4. 菅山寺のおすすめポイント

菅山寺に初めて行き一番面白いと感じたのは

菅山寺本堂の落書きです。

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参拝に来た人たちが記念に書いたものです。

ざっと見て一番古いものだと天保年間のものがありました。

さらに明治時代に日本酒「七本槍」で

有名な冨田酒造の冨田氏と思われる名前も見つけました。

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おそらく長浜市の方々、

特に余呉、木之本エリアの方々が見ると

知った名前が書いてあるかもですね。

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菅山寺本堂に来ると200年くらい前の

人の痕跡に触れることができます。

200年くらい前ですとひいじいちゃんくらいですかね。

とっても身近な存在なのではないでしょうか?

 

※現在は文化財保護法によって落書きすることは禁止されています。

ただ、全国各地の寺社で昔の参詣者の落書きは残っています。

兵庫県快慶の阿弥陀三尊で有名な浄土寺では大きな落書きが展示されています。

 

5. 菅山寺の仏像はどこへ

ホトケさん好きとしては9世紀に復興されたと聞くと

ではどんなホトケさんがいらっしゃったのかなと

ウキウキします。

 

菅山寺の仏像は余呉坂口の弘善館に安置されています。

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平安時代の十一面観音さんや降三世明王を除き五大明王が安置されています。

こちらは完全に坂口の代表者数名で拝観対応されています。

事前連絡が必要となりますので、

拝観予定日から1週間前までにご連絡すると安心です。

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菅山寺のについては長浜生活文化研究所でも

以前、取り上げられていました。

naga-labo.org

 

落書きについて面白そうな書籍を見つけました。

ご参考までに・・・

www.yoshikawa-k.co.jp

 

弘善館へのご連絡先は奥びわ観光協会

教えてもらう形になります。

kitabiwako.jp

 

北近江と若狭道・国宝めぐり 観光ガイド