観音ガールの南無なむ日々 

はじめまして。こちらは滋賀県長浜市地域おこし協力隊観音ガールのブログです。長浜の観音文化をはじめ、歴史や仏像について色々綴っていきます。

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【徒然】「伝」について

この土日は久しぶりに東京へ行ってきました。

 

大きなビル

色んなファッション

お店からはお花の香り

東京から離れてみると今まで気が付かなかった景色が見えますね。

 

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さて、そんな東京では

主に引っ越しでドタバタしてしまいお会いできなかった方々にご挨拶と

今後やっていきたいことについてお話し、アドバイスをいただいてきました。

 

東京土産は奈良の「伝世古」 

 

長浜へ帰る前に

「奈良在住のゲストハウスオーナーが語る、ほんとうの奈良の魅力」に参加しました。

奈良は言わずもがな、仏像好きにとっては聖地です。

私も東大寺法華堂の不空羂索観音さんに圧倒されて今に至ります。

 

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東大寺 法華堂パンフレット 

 

そんな奈良に暮らして10年の「ゲストハウス琥珀」オーナー境さんのお話は素敵でした。

“ポップに仏像や文化を伝えていく”

“生活の中に1300年の歴史が残っている。それを伝えていく”

 

「伝世古(でんせいこ)」という人から人へと伝えていく文化財について、

“感覚や精神的なものを人から人へ受け継いでいくこと”

目に見えない、言語化することが難しいことを

 

簡潔にお話されていたので素晴らしいなと思いました。

 

 ※ご参考までにオーナー境さんの想い

nara-kohaku.com

 

長浜の「伝世古」について

 

長浜も歩くと地名は昔のまま残っていますし

地元の方とお話をすると

「さきのいくさでは…」の“いくさ”は姉川の戦いですし、

「私たちは最近引っ越してきた」というのに対して

実は鎌倉時代から暮らし始めた方々ですし、

歴史と現代がまさに一本でつながっているということを再認識します。

何気ないひと言ですが、このようなお言葉を何年も聞いていたいですね。

 

長浜の仏さんは

「伝最澄作」

「伝平安時代作」

「伝聖観音

「…文書はないが~~と口伝で伝えられていて」

という“伝”がつくことが多いです。

 

稀に

「“伝”か、じゃあ大したことないか。」

ということを耳にすることがあります。

 

いえいえ、“伝”ということは

“現在までそのように伝わる意味、伝えたい願い、背景があった”

ということだと思いますが、いかがでしょうか。

 

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この“伝”に今日までの人々の営みが凝縮されている。

そんな“営みとしての伝”を集めていきたいです。