観音ガールの南無なむ日々 

はじめまして。こちらは滋賀県長浜市地域おこし協力隊観音ガールのブログです。長浜の観音文化をはじめ、歴史や仏像について色々綴っていきます。

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【徒然】いってみよう、やってみよう 小谷城編

先日、小谷城登城してきました!

観音ガールと呼ばれておりますが、お城も大好きです。

 

姫路城、松本城犬山城備中松山城や真田城址

どこも味があって良いお城ですよね。

 

今回は山城ラブなKさんに小谷城をご案内していただきました!

ちゃんと山城を歩くのは、実は初めて!

フル装備で長浜駅にて待ち合わせていざ出陣!

 

さぁて登るぞと意気込んで車から降りたとき得た情報は

「草むらにはマダニがいるぞ。」

 

…え?

山歩きをしたことがあるので蜂、アブ、蛇の心得はありますが、

「マダニ!?」

こいつは少し厄介です。

移住して間もない私は健康保険の手続きができていないので、

やられたら、アウト

ご案内してくださるKさんよりお借りした

虫よけスプレーを足首に噴射して殿を築き、いざ出陣。

 

小谷城では小石1つも文化財とされているため、

道も最低限の整備がされている程度でした。

大変といえばそこまでですが、500年近く変わらない景色を眺めることができます。

 

小谷城名物は「曲輪・郭(くるわ)」です。

 

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※山を削ったり、土を盛ったりして、見張りをする場としてや生活する場として機能

小谷城には おびただしい数の曲輪があるそうです。

 

歩き始めてからようやく立派な大きな石がごろごろ。

さて本丸を前に黒金門をくぐります。

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黒金門跡は石垣が崩れた跡がはっきりと残っています。

これにもドラマが。

この石垣崩れたものもありますが、意図的に崩されているのです。

犯人はこの人

 

f:id:kanakotsushima0419:20170912235012j:plain (高台寺より「豊臣秀吉像」)

 

長浜では太閤さんと親しまれる豊臣秀吉

やっとの思いで小谷城を攻め落とした後に、

誰かが住みつかれては困るということで

程よく壊したのです。

 

今回登城して気が付いたことは落城したはずなのに礎石がきれいすぎる。

「焼け跡」がない。

実は小谷城は燃えていないようなのです。

どうしても「落城」というと大河ドラマで燃え上がっているイメージですよね。

 

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そして小谷城では人骨もあまり発見されていないとか。

城内にいた人々をうまく裏山から逃がしたりしたのでしょうか?

 

一通り堪能して下山途中にて。

 

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織田信長との戦の時に信長が陣を築いた虎御前山が目と鼻の先。

文字通り、睨み合いできる距離です。

ここに信長が陣を築いた時には、

姉川の合戦も終わり浅井は小谷に籠城するほかなかったとか。

 

本丸近くの浅井の家臣赤尾氏の屋敷にて浅井長政は自刃したそうですが、

ほそーい獣道を歩き赤尾屋敷跡へ行ってみると

鳥の声も遠く、木漏れ日がさすところに碑がありました。

物悲しい雰囲気で、なぜか写真を撮ることが憚られる気がしました。

 

城主ともなれば、自分の命であって一人の命ではないからこそ、

きっと最期の時まで家族のこと、家臣のこと、地域の民のことを思っていたでしょう。

 

山城歩きをしますと、追体験ができますね。

歴史上の人物って遠い存在のように感じますが、

史跡を辿ってみると人物像が見えてきて親近感がわきます。

 

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※本丸にて

 

長政も、秀吉も、名もなき兵も

書物に残せなかったことを小谷城の空気が肌へ伝えてくれたと思います。

Kさん、小谷城ご案内本当にありがとうございます!

第2弾も楽しみにしております。

 

参考文献

『日本歴史館』小学館